実際とても恐ろしい台風ですが、
世界では、とっても面白い名前が付けられているものがあります。
なんでそんな名前!?と思わず思ってしまう
そんな台風の情報から、実際に近づいてきたときのための備えをご紹介します!
台風の名前の付け方、アメリカではなんと〇〇の名前がつけられていた
日本で台風の名前としては「第〇号」と
数字がついた名前が付けられていますが、
アメリカは違ったルールに基づいてつけられています。
日本のルールは「番号方式」
アメリカは「リスト方式」
この方式によってつけられているのですが、
アメリカの台風には、カトリーヌやパトリシアなど
なんだかチャーミングな名前が付けられます。
番号方式は、なじみが深いのでなんとなく想像はつくけど、
リスト方式ってなに?と思いませんか?
リスト方式とは、あらかじめ決めておいた名前のリストから
台風が発生するたびに順々に名前をつけていく方式。
さらに、リスト方式にも2つの種類があり
「年次リスト」と「継続リスト」があります。
年次リストで有名なのは、北大西洋のハリケーン名前リストです。
ここまででは、まだよくわからない方も多いはず!
ハリケーン名には、人名が使われているのですが
この始まりは、昔にさかのぼりアメリカ空軍、海軍の気象学者が台風のことを
恋人や奥さんの名前で呼んでいたことがきっかけです。
なので、全て人名が使われています。
女性の名前を台風につけるなんて、これも奥さんは台風と同じぐらい怖い!
というアメリカンジョークなのでしょうか…笑
1979年には差別表現という批判もあったのか
男性の名前も入り、交互に使用されているようです。
付けられるルールは、その年に起きた順でつけられます。
リストは、21種類の女性の名前の頭文字をアルファベット順で
リスト化されています。
日本では第〇号という番号方式での表現がなじみがありますが、
国際的な報告の場所では、日本の台風にも名前がつけられています。
ただし、日本の場合は「リスト式」ではなく、「継続方式」の方に分類されます。
この違いは、継続方式はあらかじめ決められた140の名前で表現されています。
台風の平均的な発生率から考えると、5年間で1巡することになります。
周り終えたら、またはじめに戻ります。
この名前はアメリカと違い、自然現象に関する言葉や、動植物、
あいさつの言葉などが使用されています。
この継続方式を採用している加盟国は、日本以外にも
香港・中国・ラオス・韓国・マカオ・マレーシア・フィリピン・北朝鮮
カンボジア・シンガポール・タイ・ベトナム・アメリカ
ちなみに、日本は星座の名前を提案しているそうです。
企業名や商標に登録されていないものでないと台風名になった企業などの
印象が下がってしまう可能性があるので、台風委員会という各国の組織が
審議して決定しているようです。
各国の特色が出ているので、本当!?と思うような名前もあります。
韓国からコーニー(白鳥)や
日本はコグマ座からコグマ
カンボジアからサリカー(さえずる鳥)
など、恐ろしい台風の名前とは思えない
ネーミングも多々ありますね!
台風対策は万全に!名前を面白がれるうちに必要なものを用意しよう
面白い名前がつけられている台風ですが、実際目の当たりにし、
被害に合うとなると一生忘れられない衝撃が与えられることでしょう。
もしものための備えをしっかりすることが大切です。
台風の備えって何が必要なの?というと、
台風の被害は物が吹き飛ばされてしまう恐れや停電などの
ダメージがある恐れがありますので、用意しておくべき道具は
ラジオ、懐中電灯、ろうそくなどの
電気が止まってしまった時のためのもの。
家に損害がある場合や避難時に必要になる、防災バッグ。
そして、水道・ガス・電気これらが止まってしまった際に
1番困るのは食料です。
もしものために家には、飲料水や非常食をストックしておくことが大切です。
これらは台風だけでなく、様々な自然災害が起きた時にも
同様に役に立つものですので、情報が入ってからでなくとも
家には常備しておくことをおすすめします。
ストックしておくと非常食などにも賞味(消費)期限はありますので、
順に使用しては買い足して、食材をうまくまわしておくことも
大切なポイントですよ!
まとめ
今回は、なんだか可愛い台風の名前の由来や台風のための備えをご紹介しました。
ニュースなどで聞いたことのある台風の名前の謎は、
台風委員会という組織が決定したもので
動植物や人名、あいさつなど様々なものの名前が
つけられていて驚きでしたね!
面白いのは覚えやすくて良いことですが、実際に被害に合うと笑えませんので、
備えだけはしっかり行っておいてくださいね!
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