賃貸マンションに長年住んでいて、引っ越しすることになった場合、
入居するときに大家さん、または不動産屋に渡してあった敷金から
部屋の修繕費を除いた金額が基本的には戻ってきます。
これは、借りる前の状態に戻すことが
条件になっているわけですから、
画びょうの後さえチャックされてしまうのです。
画びょうは、それなりの知識があるとうまくごまかせるのですが、
子供たちが両面テープを使用していた場合に、
どう剥がしていいのか、悩んでしまいます。
布に両面テープを使っていた場合や木材・プラスチックなどに
使用していた場合のはがし方はどうすればいいのでしょう。
両面テープの剥がし方≪道具≫ 賢く使って対処~布・木編~
賃貸マンションの中には、家具付きなどの部屋も存在していますから、
布製品のものも多数存在している場合があります。
例えば、カーペットの端に子供が足を引っかけて転ばないようにと、
両面テープでしっかりと止めている場合など、
布専用の両面テープでガッチリ張り付けてあるようなとき、
カーペットの下の両面テープを剥がさないと
いけない場合もあるでしょう。
このような場合には、両面テープの糊がカーペット側に
張り付いてしまうことも考えられます。
その場合には、無理やりこすっても
なかなかうまく取れない場合も考えられます。
こういう時に、使用するのがドライヤーです。
布製品の両面テープの剥がし方は、表面からドライヤーを当て
裏側に充て布をして、ドライヤーの熱で浮き上がった
両面テープの糊を充て布に移します。
この時に注意しなければならないのが、熱を当てすぎると
充て布に糊が移動せずに、両面テープを貼った側の布に
浸み込んでしまうことです。
布の場合は、ちょくちょく両面テープの状態を見ながら
ドライヤーを当てるのがベストになります。
次に柱やドアなどの木製品に両面テープを
使って貼り付けていた場合です。
布製品よりもこっちの方が、はるかに簡単そうって思いがちですが、
意外と木に貼り付けた両面テープは、爪でカリカリしても
なかなかうまく剥がすことができません。
そんな時に使える剥がし方はというと、
- ドライヤー
ドライヤーの熱を利用して、粘着力が落ちてきたところを剥がします。 - 消しゴム
消しゴムでこすることで、きれいに落とすことができます。 - お酢
お酢を両面テープに塗りラップを巻いて
10分ほど放置すると簡単に取れるようになります。 - ハンドクリーム
お酢同様に両面テープに塗りしばらく放置してから、
指でこするとボロボロと落ちてきます。
どれも木製品に傷をつけることなく簡単に、
両面テープを剥がすことができます。
両面テープの剥がし方≪道具≫ 賢く使って対処~プラスチック編~
次に両面テープが活躍しているのは
プラスチック製品に貼り付けている場合でしょう。
この場合も長い時間貼り付けておくと、
糊がプラスチック側に強力に貼りついてしまいます。
こういう場合には、釣り糸の細いのと軍手があれば
きれいに落とすことができます。
スクレーパーでも大丈夫だとは思うのですが、
傷をつけたくないわけですから、釣り糸で両面テープを
左右にグリグリしていくうちに、こそげ落ちていきます。
プラスチック製品ですからドライヤーなどの熱を加えると、
変形する可能性があるので、熱関係を使用するのは避けましょう。
釣り糸グリグリ作戦でもきれいにならない場合には、
木製品と同じく酢を使ってから落とす。
またはハンドクリームを使って落とすことも可能です。
お酢よりプラスチックの場合、
ハンドクリームの方が相性的に良いような気がします。
これで目につくところの両面テープの剥がし忘れがない限り、
きれいに大家さんに部屋をあけわたすことができるでしょう。
まとめ
両面テープの剥がし方について、いろいろ紹介してきました。
少しでも敷金が戻ってくるようにするには、
日ごろから壁や床などには注意したいところですが、
子供がいる家庭では、そうはいきませんからね。
敷金の戻りは微々たるものかもしれませんが、
それでもやらないよりかは、ましだと思います。
コメント