ステンレスと言えば、白くうろこ状になった汚れがついたり、
ヌメヌメがついたりして、ピカピカだったはずなのにいつの間にか、
くもって汚く見えてしまいがちです。
実はステンレスにつく汚れは「3種類」あることをご存知でしょうか?
これらの汚れは層になっていて、より頑固にこびり付いています。
最初の頃は食器洗剤だけでも綺麗になるのですが、
あまり酷くなってくると食器洗剤だけでは落ちづらくなります。
基本的にはステンレスにでき始めの軽い水垢汚れやヌメリは
食器用中性洗剤・スポンジ・乾いた雑巾だけで綺麗になります。
ただ毎日こまめに掃除をするのは中々面倒で、つい放置してしまいがちです。
そこで今回はステンレスのくすみの正体や、
汚れ別で使い分けたい洗剤や掃除方法をお話ししていきます。
ステンレスのくすみの正体は?汚れ別で使う洗剤を変えて簡単お掃除!
ステンレスにつく汚れの正体は「水垢・油汚れ・石鹸カス」です。
白くてザラザラした汚れがよくステンレスに付着していますよね?
それが「水垢」です。
この水垢は、水道水に含まれているミネラル分と食品などに
含まれているカルシウム成分が混ざり合う事で出来てしまいます。
それから「油汚れ」は、食品などに含まれている油分がついてしまいます。
最後に「石鹸カス」。
石鹸カスは、水道水と食器用洗剤などの洗剤系が
混ざり合う事で出来てしまうものです。
まず「水垢」に効果的なのは『酢とクエン酸』です。
これは水垢がアルカリ性であることから、
酸性のものである酢やクエン酸を使うことで中和され綺麗に落ちやすくなります。
次に「油汚れ」ですが、油はシンクの表面にべったりと
コーティングするようについてしまっています。
油汚れには「弱いアルカリ性」の洗剤をつけて、
スポンジでこすって落とすと落ちやすいですよ。
最後に「石鹸カス」。
石鹸カスにオススメしたいものは『重曹』です。
軽く水洗いした後のステンレスに重曹の粉をふりかけて、
1時間ほど置いてから歯ブラシ等でしっかりこすると
石鹸カスが中和されて綺麗になります。
重曹は油汚れにも効果的なので、重曹を使えば
『油汚れ・石鹸カス』も落ちやすくなりますよ!
ステンレスの水垢にはクエン酸(酢)・石鹸カスには重曹*掃除方法
先ほどもご紹介しましたが、基本的にステンレスに付着する汚れは
「水垢・油汚れ・石鹸カス」です。
まず水垢に効くとお話しした「酢」の掃除方法は、
「酢・水(1:2)」で配合したものをスプレーにし、
それをシンクにかけ1~2時間置くだけで綺麗になります。
クエン酸や酢でも効果的なのですが、
柑橘類である「レモン・オレンジの皮」や「リンゴの皮・大根」なども
効果が高いです。
フルーツや野菜は料理をする際に皮は捨てることも
多いですが、こういった使い方も出来るので捨てる前に
試してみると良いですよ!
そして、石鹸カスには「重曹」がオススメとお話ししましたが、
ステンレスを全体的に濡らしたらその上からたっぷり重曹をかけていきます。
1時間そのままで放置して、1時間経ったら古歯ブラシなどでこすると
ピカピカになりますよ!
更に効果をあげたいのであれば、ふりかけた上からラップをしてパック状態に
するとなお落ちやすいです。
基本的に普段からこまめに掃除をすると良いのですが、
洗って終わりではダメです!
ステンレスに水をそのまま残して置くと、
雑菌が増えたり水垢が出来たりしてしまうので出来れば、
夜寝る前に乾拭きをして水気を取るようにしましょう。
まとめ
ステンレスの水垢や石鹸カスは放置してしまうとこびりついて、
普通の洗剤だけでは落ちづらくなります。
色々な汚れが混ざり合い頑固な汚れになっているので、
3つの汚れに合わせた掃除をする必要があります。
上記で紹介した方法で試して見て、年末の大掃除にもぜひ役立てて下さいね。
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