お正月と言えば年賀状ですが、
沢山の人に出すときに１枚１枚
手書きで住所や宛名を書くのは大変ですよね。
なので便利な宛名シールを貼りたい！
と思っている方も多いはず。
お店などのダイレクトメールには
よく宛名シールが貼られているけど、
個人的な年賀状で使うのはいかがなものか？
と悩ましい部分もあります。
そこで今回は個人の年賀状で
宛名シールを使うのは失礼なのか？
また宛名シールの適切な使い方はあるのか？
をお話ししていきます。
年賀状の宛名って手書きじゃないと失礼になる？
最初に結論から申し上げましょう。
結論としては、
「個人的な年賀状などで宛名シールは使わない方が良い」です。
まず第一に貰った側が事務的なイメージを持ってしまい、
あまり快く思えないからです。
やはり企業やお店などで使っているイメージが強いので、
なんとなく味気なくて業務っぽさを感じてしまいます。
第二に大量発送のための面倒を省いた形式に捉えられ、
心がこもっていなくてとりあえず感があるので
好きじゃない人も多いです。
新しい年の始めだからこそ、
温かみのある年賀状が欲しいと思うのでは無いでしょうか。
ただ手書きにこだわらなくても大丈夫です。
一昔前は１枚１枚筆で書いていましたが、
今はパソコンなどで印刷出来る時代になったので
手書きとまでは行かなくても、せめてパソコンを使って
印字するようにはした方が良いです。
あと、全員が全員シールが嫌な訳ではなく
中には平気な人もいるので使い分けられると良いのですが
逆に人によってやり方を変える方が疲れますよね。
ですから無難にパソコン印字か、手書きにしておくと
貰った方も気持ちが良いです。
年賀状の宛名シールはバランスとセンスがよければ好印象！
でも仕事などで忙しくて、時間がない…
と言う方は宛名シールを使った方が
時間も短縮できますし楽です。
ただ宛名シールも貼るバランスを考えないと、
なんだかチグハグで不格好な印象を与えてしまいます。
よく年賀状で宛名を横書きにする人がいますよね。
でも一般的なマナーとしては、
ハガキに対して真横にシールを貼るのは
常識的に無しなので縦に貼ることを心がけましょう。
特に目上の人に出すときは要注意して下さい。
シールのバランスとしては、
郵便番号の小枠の右から1つめと2つめの間に
合わせて貼るとバランスが良く見えます。
その際も２行以内で収まるようにして下さい。
名前はちょうど真ん中に来るように。
企業から来るハガキと間違えられないように、
貼る側は配慮する必要があります。
ハガキに対して横向きに貼り、
いかにもダイレクトメールのような年賀状だと
貰った方は正直ガッカリしてしまいます。
ですから貰った方がダイレクトメールと思わないように
年賀状らしいシールの位置に貼るようにしましょう。
まとめ
年賀状の量が多ければ多いほど、
1つ1つ丁寧に宛名を書くのは大変ですよね。
手書きや印刷が良いと分かっていても、
時間が無かったり忙しい人からすれば
省略したい作業の1つです。
ただ宛名シールは大量のハガキに同じ内容で
送りたい時などに企業が使用するイメージが強く、
一般的に使われることはほぼありません。
ですからどんなに忙しくて面倒でも、
出来れば年賀状は手書きか印刷で済ませるようにしましょう。
いかにも大量発送のために手間を省きました！
と言う雰囲気が伝わるので
貰った方は心地良くないですよね。
同じ世代で仲の良いお友達であれば
あまり気にならないかもしれませんが、
目上の人達はまだまだ昔のしきたりの名残があるので
「こいつは常識が無いなぁ」と思われてしまいます。
なので目上の人には絶対使用しないように。
もしどうしても使いたい場合でも
企業と同じような位置や貼り方では失礼になります。
やはり年賀ハガキ本来の書き方にそって
シールを貼るようにして下さいね。
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