しいたけなど1袋を何日かに分割して使用する食材は
どうしても腐らせやすいもの。
家にしいたけがあったから大丈夫と思って
帰って見てみると、購入時にはなかった
白いカビのようなものが…
これって食べられるの!?
その疑問を解決!長持ちさせるための方法もご紹介していきます。
これはカビ?しいたけが腐ってるかの見分け方
しいたけが腐った時の見分け方とは?
まず第一に確認するのは「ぬめり」です。
買ったばかりのしいたけにはぬめりはありませんよね?
その状態が正常の証で、腐敗してくると
悪臭やぬめりが発生します。
なめこなど、ぬめりがもともとあるきのこもあるので
大丈夫では?と思われがちなのが落とし穴。
食べるのはやめておきましょう。
あとは悪臭です。
どんな臭いがするかというと
酸っぱいような、ツンと鼻にくる臭いがします。
水で洗ったとしてもこの悪臭は取れないので、
この時点で破棄しましょう。
また、ごみ箱に常温のまま入れておくと
このキツイ悪臭が充満してしまいます…。
悪臭が出ている時のおすすめの捨て方は、
ポリ袋などに入れ、きつく縛り冷凍します。
これに寄って悪臭の発生を抑えて破棄することができます。
そして、タイトルにもあった「色」ですが、
しいたけは腐ってくると、
表面部分が黒く変色してきます。
傘の表面が黒っぽく変わってきたら「食べられない」というサイン。
もともと茶色の傘は黒色の変色は
気付きにくいので、傘の裏側もチェックしましょう。
裏側が変色していたら腐っている証です。
また、切ってみて中がピンク色になっていた場合も
同じく腐っている証拠なので、
この場合にも食べないで破棄しましょう。
白色の変色が起こる場合もあります。
この白色の正体は、多くの場合が
カビではなく「しいたけの菌糸」。
これであれば食べることが出来ます。
ただし、本当にカビの場合もありますので、
区別がつかない時には迷わず破棄しましょう。
しいたけがカビていると分かるポイントは、
白色の中に緑色の変色(付着物)がないかです。
緑色は間違いなくカビです…。
これの正体は青カビで、緑や青っぽい色をしています。
では、こうならないために
しいたけの正しい保存方法とは?
しいたけは水や湿気に弱い野菜なので、
常温保存の場合であれば、風通しの良い冷暗所を選びます。
春夏であれば1~2日、秋冬であれば3~4日ほどで
消費することを目安にしましょう!
一般的な保存方法は、「冷蔵保存」です。
正しい保存方法は、
まず新聞紙かキッチンペーパーで包み込みます。
それをポリエチレン製の袋に入れ、しいたけの軸を上に向けて
野菜室で保存します。
この理由は、冷蔵庫の冷気によって水滴が発生するので、
その水分によって傷まないようにの予防策です。
この方法であれば、常温保存は最長4日に対して
1週間は日持ちしてくれるようになります。
おすすめの保存方法は「冷凍保存」!
あまりイメージのないしいたけの冷凍保存ですが、
冷凍することにより、栄養価UP、さらには旨みが増します。
冷凍保存の場合には汚れを落とす必要があります。
しいたけの汚れを取るさいには、
水を使用するのではなく、やわらかい布などで
優しくふき取りをします。
その後、石突をカットして、お好みの大きさに
切り分けたら、冷凍保存用のジップロックなどに入れて
冷凍庫に入れます。
このまま料理にも使用できるため、便利な保存方法ですよ♪
しいたけの新鮮なものの見分け方!ポイントは3つ
冷凍で旨味アップともありましたが、
そもそも購入時に美味しいしいたけを
見分ける方法を3つご紹介していきます!
1、傘の部分を確認します。
傘が開いていくほど鮮度は落ちていきます。
2、傘の裏側もチェック!
裏側は、白っぽい色をしていてひだ部分にハリがあるものが
新鮮なしいたけの証です。
鮮度が落ちてくると、茶色などに変色していきます。
3、軸にも美味しさの秘密があります。
軸は短くて太いものほど味が良いと言われています。
これは育つ環境によって変わるものだそうです。
まとめ
冬場鍋の季節がやってくると、ついつい余らして
腐らせてしまう「しいたけ」ですが、
冷凍保存や野菜室での保存方法をしっかり守れば
1週間以上も日持ちする食材なんですね!
スーパーでの買い物も、
美味しいポイントを知っていれば
選ぶのも楽しくなりそうです。
ちなみに、傘の部分は肉厚であればあるほど
みずみずしいため、個人的には
とてもおすすめの選ぶポイントです。
ぜひご参考にしてみてくださいね!
コメント