普段よく見かける万能な緑色のテープ
「養生テープ」をご存知ですか?
養生テープという名前を知らない方は多いかもしれませんね。
しかし現物を見ると誰しも知っているものです。
手でぱっと切れるので、様々な部分で役立ちますよね!
そもそも養生テープって、なんのためのテープなんでしょう。
効果的な使い方とは?
という部分を、今回はご紹介していきます。
養生テープの白色や緑色の違いとは?
養生テープの代表的なものは、緑色のものだと思いますが
カラーはたくさんあるのですよ。
カラーは白や青、赤色だってあります。
そもそも養生テープの正しい使い方
知っていますか?
私は最初手で切れるため、ガムテープと同じ要領で
引っ越しの時などに多用していたのですが
調べてみると養生テープは仮止め用というのが
本来の使い方だそうです。
養生テープの特徴は、
ガムテープやセロハンテープと比べると
粘着力が弱いことがわかります。
このことから、貼っても剥がしやすいという点や
剥がした際に、付けたものに粘着剤がひっつかない
という特徴を持っています。
カラーがガムテープと比べて鮮やかな理由は、
もともと開発された当初に、ガムテープと同じ茶色だったのですが
梱包用と間違えてしまうために
色付きのものを作成したとされています。
また、養生テープは、建築業などでよく使われているのですが、
仮止めの場合は、後々剥がす作業がありますよね。
この作業をする際に、以前のような茶色だと
木の色と混ざり分かりにくいため
剥がし忘れの可能性がありました。
なので、養生テープは目立ちやすい緑色が推薦され
広まっていったのです。
養生テープが手で簡単に切れる仕組みは、
よく見るとわかるのですが、横に細かく繊維がはいっています。
これがあることによって、
手で切っても綺麗にまっすぐカットできる仕組みになっています。
これが本当に便利ですよね!
さらに、養生テープは幅によって
適した用途がかわってきます。
25㎜のものであれば、主に機械の部品の一部や
収納ケースの蓋をおさえるために使いやすいです。
よく見る50㎜の太い方は、
段ボールの押さえや、台風の時などに使用する
養生シートの取り押さえなどに使用します。
さらに太い100㎜もあるのですが、
こちらの場合には、粘着力が強く
耐久性が他の太さよりも良く、このことから
屋外での使用に適しているテープです。
カラーが様々あるのは、
建築業で木の茶色と養生テープの茶色が
よく見わけがつかなかったことが関係しているので、
使用するものと色の違いがよくわかるものを選ぶために
様々なカラーがあるようですよ。
養生テープの選び方は、用途によって選ぶのが良いので
粘着力や太さで選ぶようにしましょう!
養生テープは百均のものでも大丈夫?台風対策でも使える?
養生テープは100均でも販売していて、
よく見る50㎜のものが目立ちますね。
台風などの対策で購入する場合に
100均のものでも大丈夫なのか
心配になる部分ですが、これに関しては
台風の強度や付ける部分によって変わりますので
一概には言えません…。
ただ、台風対策であれば
負荷がかかることが想定されますので
屋外向けの粘着力が強いものが好ましいです!
屋外使用可能な養生テープで、
よく見るのは黄色のものでしょうか。
パッケージを見ると、屋外使用可能
と書いてあるものがありますので、
そちらか良いと思います。
この屋外使用可能の養生テープは、
自然のものに多い凹凸に吸着しやすいといった特徴と、
耐熱性のあるものが多いです。
熱や凹凸に強い、屋外用養生テープなら
たとえアスファルトが熱く熱されていても
しっかり吸着してくれます。
また、台風の場合には水(雨)に強いものが安心ですね。
養生テープには、上記のような耐熱性があるものや
耐水性、対候性などがあります。
なので、強い台風のおそれがある場合に
対策で購入するならは、耐水性・対候性のある
屋外用養生テープが良いといったことになりますね。
まとめ
今回は養生テープについてご紹介していきましたが、
養生テープ1つにおいても様々な種類があることが
わかりましたね!
太さの違いや粘着力、適した場面への対応しているもの。
使用したい用途によって購入するものを決めてください!
中には両面テープ型の物もあるんですよ。
こちらはカーペットの滑り止めとしても使用されています。
本当に便利です。
建築業界で今やスタンダードな養生テープは、
仮止めとして、一般家庭でも活躍します。
引っ越しの際や台風の対策の場合には
ぜひ養生テープを活用してみてください。
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