雨風から車を守ってくれる優秀なカーポートですが、
周囲が覆われていないことや軽い素材が使用されている場合が多く
台風の被害に受けやすいものです。
あなたの所有しているカーポートは、強風に強い素材のものですか?
カーポートも種類が沢山ありますので、強風につよい頑丈な素材のものも
ありますが、車庫をつくるよりも安価で出来るカーポートはやはり車庫などに
くらべると耐久性には劣ります。
カーポートの台風被害には、支柱が折れ曲がってしまうなどの
大きなダメージを受ける場合もあります。
台風が接近した際にカーポートが破損してしまわないようにする対策としては
既に台風が接近している場合の応急処置には
ロープや飛散防止ネットを使う
将来的な台風への備えとして
カーポートの補強を行う
車もカーポートも守る対策をご紹介していきます。
カーポートが台風で壊れないように!対策で重要なのはロープの結び方
もう台風が間近に接近している場合はロープを使って応急処置をしましょう。
必要なものは重りとなるもの(水を入れたタンクなどでも)とロープです。
ホームセンターで購入可能ですので、比較的手軽に手に入ります。
ロープはトラックで使うような
頑丈なものを選びましょう!
カーポートが破損する原因といえば
下から吹き上げる風により破損しやすくなっています。
片方にしか柱がないタイプなら
柱がない方の屋根にロープをくくりつけ、
その先に重りを付け固定します。
この時注意したいのは
風で飛ばない十分な重さのある重りをつけることです。
重り自体が吹き飛んでしまっては
周辺住宅とのトラブルにもなりかねませんので
注意してくださいね!
カーポートの台風対策はしっかり結んだロープで飛散防止ネットを固定
その他にも、カーポートを守るために
飛散防止用のネットで覆うこともできます。
ただし、これは片方にしか柱がないタイプには
取付はおすすめしません。
負荷がかかり、支柱が折れてしまう可能性が高まります。
取り付け可能な場合には、その上からさらにロープで
固定しておくとより安心です。
ロープで縛る場合には、たるみがないようにしっかりきつめに縛ります。
隙間があればあるほど隙間に風が入り込み、圧力がかかってしまいます。
このようなネットを取り付けるほかに屋根のプラスチック部分を
外しておくという手もあります。
カーポートの屋根素材は、もとから飛びやすい構造になっています。
(支柱に負荷がかかり、折れてしまわないようにとの構造からそうなっています。)
時間があるようであれば少し手間と時間がかかりますが取り外しも可能です。
バランスを保つために、取り外しをする際には
全てを取り外すようにしてくださいね!
将来的な対策としてカーポートの補強をしておこう
応急的な対応を書いてきましたが、台風が来るたびに毎回対応をするのは
大変ですよね。なので、カーポートへ補強を付けて台風の備えをしておきましょう。
まず、所有しているカーポートにサポート柱をつけられるものか
どうかを確認してみてください。
柱が片方のみのカーポートは、スペースが広くとれ人気がありますが、
台風被害には弱くサポート柱を立てられるようであれば、
まずは柱をつけてください。
このサポート柱には2つの種類があります。
固定式と着脱式です。
着脱式であれば、不要な時には外しておくことができるため
いざというときに便利で、普段は広く使用することができます。
ただ、これだけでは強度があがったとは言えません。
屋根部分の補強も十分に行いましょう。
屋根部分の補強には、屋根材ホルダーというものを使用します。
多くのカーポートにはプラスチック素材のポリカーボネート
というものが使用され、樹脂製の素材ですので、圧力が多くかかる
台風などの風では吹き飛ばされやすいのです。
この屋根材ホルダーを使用することで、
屋根のがたつきや吹き飛びを抑制してくれます。
その他には、母屋補強材があります。
これを後付けする際には、分解して組みなおす必要があるため
すぐにできるものではありません。
今から購入を考えている方は、ぜひつけてください。
まとめ
今回は強風などに心配なカーポートの補強方法についてご紹介しました!
大きなものなので、一人での作業は大変です。
業者に頼むか、自分でやる場合には、誰かに手伝ってもらうと良いでしょう。
カーポートは設置も場所を比較的選ばずにできますし、
人気があるものですが、吹き飛びやすいもので近隣住民との
トラブルにもつながりかねないものです。
できる補強はしっかり行って台風に備えましょう!
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