収入印紙は金銭の書類（領収書）などで
金額に応じて必要となる切手のようなものですが、
この収入印紙、普段の生活では
見る回数も少なく、今更これはどのようなものなのかなんて
今更人には聞きずらいものです。
この収入印紙って
どうやって貼ったら良いのか、なんのためなのか
決まっているルールを押さえておきましょう！
収入印紙を契約書で貼る場所は一般的にはどこ？
まず、収入印紙をはる場所について。
領収書には、この収入印紙の貼る場所が
すでに記されているものと、
ないものがあります。
ある領収書には四角い枠があるので、
その場所に貼り付けるようにします。
ない場合にはどこに？
という問題は、これは空いたスペースどちらでもOK。
一般的な場所は左上なので、
スペースが空いていれば左上に貼り付けましょう。
また、この収入印紙ですが、
印紙税という税金を納めるためのもので、
貼り付ける収入印紙で、その税金を納めるという形になります。
消費税も購入金額によって異なるように、
収入印紙も、金額によって印紙税の額が変わります。
また、5万円未満であれば
収入印紙を貼る必要はありません。
非課税対象が5万円以上とされているため、
スーパーなどの身近な買い物では
なかなかお目にかからない
ということになります。
収入印紙にも種類が様々あり、
普段扱うことが多いのは200円分の収入印紙ではないでしょうか。
こちらは5万円以上、100万円未満で使用するものになります。
また、100万円以上になると、
先ほどの200円分の収入印紙が400円、600円と
必要な額が異なってきます。
そして、収入印紙は見た目同様に、
切手のような仕組みになっています。
裏面の柄のない部分に水分を与えると
粘着力が出て、紙に貼り付けることができます。
ただし、濡らしすぎると
領収書までしわしわになってしまいますので、
のりなどで貼り付けるのも良いでしょう。
収入印紙を貼ったときに必要な割印とは？
収入印紙は切手と同じような仕組みで
貼り付けができるとしましたが、
切手で想像してみてください。
接着面が不十分だった場合、
端がめくれていたり、取れてしまったりしますよね。
この性質を利用して、再利用、
つまりは届いたものを違う用途で使用しようとすることは
もちろん印紙税を隠蔽しているようなもの。
犯罪ですよね。
なので、このような危険を防ぐために
収入印紙を貼り付けた領収書には
割印（消印）を行います。
厳密には割印と消印は違い、収入印紙に行うのは
「消印」の方です。
ただ、意味を間違えて覚えている方が多く、
お店での指導で消印のことを「割印をして」と
言われることが多いのが現状。
似ているようで違うこの２つ、
どのような意味があるのか解説していきます。
まず、収入印紙で使用する「消印」から。
消印は、貼り付けた収入印紙と、領収をまたぐように
（どちらにも印が付くように）押します。
この時に使用するものは、
ハンコ、シャチハタ、日付印、角印など
意外にも幅広く使用が許されています。
これは、使用済みのものということが分かれば良いので、
このように広い範囲で使用を許可されているのです。
逆に言うと、シャーペンなどの文字が消せるものはNG。
そして「割印」について。
割印とは、2枚以上の文書がある際、
関連性を表すために、文書にまたがるように押したものです。
この割印には、文書の改ざんや不正コピーなどを防ぐ目的で
使用されます。
原本と写し、領収書とその控え、契約書と細かな規則を定めた文書など
このような場合に割印は使用されます。
また、書類内に2人以上が著名や押印をしている場合には
2人分の割印が必要とされています。
まとめ
今回は収入印紙の貼り方から、
消印の押し方までをご紹介していきました！
収入印紙のあれこれは、大人になると
今更聞けるようなものでもないですので
ネットがあると助かりますよね。
私も始めはネット検索で知りましたので…。笑
こっそり習得しておきましょう！
そして間違えやすいのが
割印と消印の違い。
消印を割印と呼ぶ方が、本当にたくさんおられます。
少なくとも私が出会った方は６割「割印」と言われてました…。
いちいち正す必要もないですが、
１枚ものの領収書などの収入印紙に必要なのは消印なので、
こちらはお間違いないよう気を付けてくださいね！
郵便局での購入する方法や時間帯などこちらの記事で解説していますので
参考にしてみてください。
以下の記事では収入印紙はどんな時に使うものなのか、
郵便局での購入する方法や時間帯について
解説をしているのでこちらも一緒にご覧ください。
→収入印紙とは？使うシーンをわかりやすく解説＆買える場所を紹介！
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