お住まいの家に障子がある方は、張り替えが面倒ですよね。
私も幼少期は祖母の家に障子があって、
穴をあけるのが楽しくて、よく怒られたものでした…笑
今回は、そんな面倒な障子の張り替えも、
業者に頼まずに自分で出来る方法をご紹介したいと思います!
障子の張り替えを自分でやる!1時間時間以内で出来るやり方教えます
障子の張り替えは、破れてしまった時以外にも
部屋の模様替え気分でやってみたり、
汚れが目立ってきたのでキレイにしたい。という
時にもやるべきだと思います。
カーテンや家具を変えたりするように、
新しくすると気分もなんだか明るくなりますよね!
でも自分でやるのは面倒なイメージがあるし
何時間も時間をつかってられない…
そんな方が多いと思うので、今回は短時間で!
障子の張り替えが1時間で出来ちゃう方法について
ご紹介します!
まず、障子の張り替えをしよう!と思ったら、
素材を選ばなくてはいけません。
昔はもっぱら「和紙」というイメージが強かったのですが、
最近はプラスチック製や、レーヨン製のものなど
種類も豊富です。
張り替えのやり方も、素材によってさまざまです。
ちなみに、和紙の張り替えのタイミングは3年以内と
言われています。
素材に和紙を使う場合、特に気を付けたいことは
張り替えのタイミングがあるということ。
和紙などの紙でできたものは、水分を吸収し
それが乾くとぱきっとしますよね。
その性質をうまく使って、さらに上手に
障子を張り替えることができます!
要するに、2年~3年ごとに湿気の多い時期(6月など梅雨の時期)に
張り替えるサイクルを決めておくのも良いでしょう。
乾くとピンっと張りますので、仕上がりがキレイです。
そしてやり方ですが、製品によって違うので
和紙のやり方からご紹介します。
① まずは今ある和紙を剥がします
② のりをまんべんなく丁寧に塗る
③ 和紙をゆっくり貼り余分な部分をカット
この流れでやっていきます。
①の和紙を剥がす工程で注意したいのは、
剥がしたのち、乾燥させなくてはいけません。
張り替えの前日に済ましておくとスムーズですね!
①のコツは、
障子の裏面から濡らして浸透するまで少し待って、
ゆっくり剥がすことです。
濡らす際は、水でも良いですし、ホームセンターなどに行けば
障子剥がし用の液も販売していますのでどちらでもかまいません。
剥がし終えたら、きれいな雑巾などを使って
拭きあげ、日陰などで乾かしましょう。
②の、のりをまんべんなく丁寧に塗る工程では
障子用のりを使って、塗り残しがないように
気を付けましょう。
のり付けの前に、のり付け用障子紙を仮止めすると
「あっ、ずれた!」なんてことがないので安心です。
マスキングテープなどを使用して一度確認、
のり付けの時はくるくると巻いてよけておきます。
のり自体は、すぐに乾いたりしないので
焦る必要はありません。
③の、和紙をゆっくり貼り、余分な部分はカットする
の工程では、先ほど巻いておいておいた障子紙をいよいよ貼ります。
転がしながら貼っていくのですが、
クセがついていたりして貼りづらい場合には
ドライヤーなどを使って熱を与えると貼りやすくなります。
貼り終えたあとにシワになってしまったら、
霧吹きで水を全体にかけると、乾いたらピンっとします。
余分な部分がある場合はカッターなどでカット。
この時、のりが乾くまで待ってくださいね!
これで張り替えが完了です。
思ったより簡単にできちゃいます。
乾燥の時間は省きますが、十分に1時間以内で
自分で出来るんです!
障子を長く綺麗に保つには?黄ばみの原因と長持ちさせる裏ワザ伝授!
張り替えの目安が3年以内って言われても、
それまでに汚れてしまったりして早くに張り替えが必要に…
なんてことを減らすために、長持ちさせる方法を伝授します!
障子の張り替えで「黄ばみ」もタイミングの一つですよね。
そもそもなんで黄ばんでしまうのでしょうか?
紙という素材はご存知の通り、草や木からできています。
原料には「リグニン」という成分が入っていて、
その成分が空気中の酸素や、日光の熱に触れることで
色が変化してしまうのです。
これは防ぎきれるものではないですね…m(__)m
しかし!長持ちさせる方法があるんです!
おうちにあるものでできちゃいます。
必要なものは、
水コップ1杯・洗濯糊小さじ1・漂白剤小さじ2(キッチンハイターなど)
これを混ぜて霧吹きなどに入れ吹きかけます。
漂白をする、というやり方です。
市販の黄ばみとりなどもあるので、希釈などが面倒だという方は
買ってもいいでしょう。
漂白は除菌効果もあって、気分もすっきりしますよね♪
まとめ
面倒なイメージがある障子。
しかし日本の大切な文化で、お部屋の空間を
彩ってくれる存在でもあります。
意外と自分で簡単にできるので、思い立ったら
やってみてくださいね!
お子さんと一緒にやったりしても楽しいかもしれません。
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