端午の節句を迎えたら!食べ物や行事の意味を知ろう!

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男の子が産まれると一大イベントとなるのがこの「端午の節句」です。

男の子の健やかな健康と出世を願って行われる端午の節句ですが、

なぜ、ちまきを食べるのかご存知でしょうか?

 

なんとなく当たり前に行われて来た風習だから気にもしていなかった!

と言う人もいますよね。

 

そこで今回は端午の節句になぜ、ちまきを食べるのか、

その意味とはどんなものがあるのか?

端午の節句にすることには、どんな事があるのか?も合わせてご紹介します。

 

端午の節句にちまきを食べる意味って何?

端午の節句は「ちまき」を食べる事で知られていますよね。

これは「無病息災」を願って食べられるようになりました。

 

ちまきは笹の葉に包まれた餅の事で、食べる時には笹の葉の香りが移り、

とても風味豊かで美味しいです。

 

このルーツは中国から始まっており、

その昔、ある詩人が川から身を投げ落とし、命を絶った出来事がありました。

その詩人へ捧げる儀式として、沢山の人々が川へちまきを投げ入れた事が

きっかけとされています。

 

そして、川を渡って、ちまきがその詩人へ届く前に龍に盗まれないように、

龍が苦手とされていた、れんじゅの葉で餅を包んで5色の糸を使い縛って、

流したと言われています。

ちなみに、この時使われていた糸の色は「赤・黄・青・白・黒」です。

見覚えがありませんか?

 

そう、「鯉のぼりの吹き流しの色」です。

 

詩人が亡くなったのが「5月5日」であるため、中国ではこの日にちまきを作り

親戚などに配る風習が始まり、そして糸に使われた5色の色は

「子供が無事に成長しますように」と言う願い、そして魔除けの意味も込められて、

ちまきを食べる習慣へとなって行きました。

 

 

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端午の節句にすることにはどんなことがあるの?

端午の節句で行う内容としては、

 

・鯉のぼり

・五月人形

・柏餅

・ちまき

・菖蒲湯

・ちらし寿司

 

が主によく知られる内容じゃないでしょうか。

 

鯉のぼり

5月になると鯉のぼりが悠々と泳ぐお家をよく見かけませんか?

これを見て、そろそろ端午の節句だなぁと感じる人も多いです。

なぜ、端午の節句に鯉のぼりかと言うと、鯉は唯一、滝を登りきり、

龍になったと言う故事から来るもので鯉は出世のシンボルとも言われています。

「登竜門」もこの話からつけられています。

鯉のぼりの順番として、「五色の吹き流し・真鯛(父)・排鯉(母)子鯉(子供)」

と用意します。

 

五月人形

元々、五月人形は武家が江戸時代にかぶった事が始まりとされています。

五月人形を飾る意味は、人の形をした人形に悪いものを移して

厄落としをするという言い伝えからです。

飾る時期は1ヶ月前で、一夜飾りは縁起が悪いので、

遅くても3日前には飾るようにしましょう。

 

柏餅・ちまき

柏餅・ちまきも端午の節句には欠かせないものですよね。

柏の木は若い芽が出ないと古い葉が落ちない仕組みになっているので、

「後継が絶えない」とされる縁起の良い木です。

ですから、柏餅は「子孫繁栄」を意味しています。

一方、ちまきはもち米・米粉などを使って作られたお餅です。

ちまきは子供が無事に成長できるための祈りを込めて食べられています。

 

菖蒲湯

今はやっているお家も少なくなってしまったかも知れませんが、

菖蒲の葉っぱ香りが強いのでお湯につけて入れば病気や悪いものを追い払ってくれる

と言われています。

ですから、端午の節句時はゆっくりと菖蒲湯に浸かるのも良いですね!

 

ちらし寿司

ちらし寿司は端午の節句に限らず色々なお祝い事の度に出て来ますが、

まず、彩が華やかな事長寿を願う海老先を見通せるようにという蓮根など

縁起の良いものが沢山入っています。

ですから、端午の節句もちらし寿司を食べて健康や出世を願い食べます。

 

まとめ

いかがでしたか?

端午の節句が分かって頂けたでしょうか?

 

意味を知って行うとより楽しめるので、ぜひ知識として入れておいて下さいね!

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