餅のカビには発がん性の物質が?! 除去すれば大丈夫?長期保存のコツ

食べ物豆知識
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お正月の時に鏡餅を自宅で、作る方も多いでしょう。

この時、餅同士がつかないように、
小麦粉や片栗粉などで形を整えていきます。

このお餅にカビが生えているのを
見たこともある方も多いのではないでしょうか?

自分の親から、お餅にカビが生えたら
カビの部分を削り取って、水につけておけば大丈夫!
と聞いたことがあるお母さんたちもいるでしょう。

カビには毒性があるものが多いので、
本当に水につけるだけで大丈夫になるのでしょうか?

カビの毒素のなかには、発がん性物質も
含まれているともいわれています。

昔から大丈夫と言われていた、
水につける方法は危険なのでしょうか。

餅のカビは除去すれば食べられる?カビは毒?発がん性物質の正体は? 

おばあちゃんがいる方は、お餅にカビが生えていても
カビ部分を取り除いて水につけとけば、問題ないよ。

と聞いたことがある方もいるのでは、ないでしょうか。

昔から餅に生えるカビは除去すれば、
全然平気という言葉を聞いたことがあるでしょう。

自分の家でも、親がカビの生えた餅を
カビ部分だけ除去して、水の中に放置しています。

鏡餅のような場合には、カビを取り除いて水につけると
餅が柔らかくなるので、焼くことで食べやすくなるのです。

本当はカビが発生した餅は、
食べないのが一番いいのです。

もしかすると、餅に発生したカビが発がん性物質を
持っているカビかもしれません。

カビ菌の中で発がん性があるとされる成分は、
アフラトキシンとオクラトシキンで、肝臓ガンや腎臓ガンを
発症させる可能性があるのです。

カビが生えた餅を、除去してから1つ食べたからといって、
すぐにガンが発症するというわけでなく、
毎日食べ続けたり定期的に食べていたりすると
発症する可能性があります。

ガンのことばかりだけでなく、食中毒になってしまう可能性もあるので、
できるだけ食べない方向性でいた方がいいでしょう。

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餅のカビ予防方法 ★水につけるのは意味がある?! 長期保存のコツは? 

餅にカビが生えるのは、餅がでんぷん質と適度な水分があるために、
カビが生えるのです。

今では、ラップなどがあって1つずつ包んで、
冷凍庫に入れておけば長期保存ができます。

昔は、さすがにラップがないときには、
桶などに水を入れて餅を水につかるように入れておくと、
カビが生えないのです。

これは、あくまでも予防法であってカビが
生えてしまってからでは、遅すぎるという事になります。

冷凍庫にラップで包んで凍らせた場合には、
3ヶ月くらいは長期保存が可能です。

それに、凍ったままトースターなどに
入れて焼くこともできます。

水につけた餅は、毎日水を取り替えなければならないので、
ひと手間かかりますがその状態で冷蔵庫にいれておけば、
1ヶ月程度は保存することが可能です。

水につけた餅は、焼きもちでも食べてもいいですが、
お雑煮の中に入れてもおいしくいただけます。

水につけているから大丈夫というわけではなく、
餅が必ず水没していなければ意味がありません。

水から餅が出てしまっていると、
そこからカビが生えてきてしまうので、注意が必要になります。

カビは根を張るために、餅の奥深くまで根が侵入していきますから、
水につけたからといっても気を付けなければなりません。

鏡餅などの場合は、丸めた段階でアルコール度数の
高いお酒で餅の表面を拭きます。

これを、2~3日ごとにお酒で拭き取ることで、
アルコールが雑菌を殺菌してくれるので、
カビが生える暇を与えません。

普通のお餅の場合は、ここまで手間をかけている暇がありませんから、
冷凍保存か、水につけておくかがいいでしょう。

まとめ

餅にカビが生えたのを食べた場合に
ガンが発症するのか?と水につける理由はあるのか?
などを紹介してきました。

正直、昔の方は現代社会のように除菌・殺菌などと
神経質になっている方が少なかったのでしょう。

それに、食量が少ない時期もあったことから、
餅にカビが生えても、その部分さえ取り除いてしまえば
食べれることから、捨てるのはもったいないという事で、
餅にカビが生えても大丈夫というのが、真相のような気がします。

なるべくは、カビが生える前に食べきるのが一番いいのでしょうね。

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