七五三の初穂料にのし袋って必要?種類や書き方について詳しく解説

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子供が生まれて初めての七五三ですが、子供にとっては初めての行事ですね。

子供の他に初めての親も多いでしょう。

 

初穂料を収める時の「のし袋」の有無や書き方など分からない事が多いですよね。

初穂料は必ずのし袋に入れるという決まりはありません。

のし袋でなくてもただの白い封筒に入れてもOKです。

のし袋必須ではないですが、子供の成長を祝う行事ですからきちんとした親は多いと思います。

 

本記事は、七五三ののし袋の種類や書き方などについて紹介します。

 

七五三ののし袋はあった方がいい!用意するなら蝶結びの水引で

「七五三でのし袋は必要か?」と思う方もいるでしょう。

ネットで調べると「マナーとして必要」「気持ちの問題なので不要」などの意見に分かれています。

 

神社に問い合わせてみると、のし袋必須ということではないようです。

気持ちの問題なので、のし袋でなくても白い封筒や現金のまま渡してもいいです。

 

のし袋必須でないですが、のし袋に入れる慣例がありますから

そこはきちんとすべきだと私は思いますね。

 

のし袋を用意する場合、お祝いごとに使われる水引が「花結び」(蝶結び)のを用意しましょう。

 

*水引:のし袋の真ん中にある飾り紐。

*花結び:結婚式以外の祝い事に使われるもの

 

水引は、花結び・結切り・鮑結びの3種類があります。

 

  • 結切り:硬く結んで離れない特徴があるので、結婚式や弔事などに使われます。

硬く結んでも離れない事から、「結婚後/死後も離れない」という意味になりますね。

 

  • 鮑結び:複雑な結びで簡単には解けない特徴から、長寿祝いなどに使われます。

 

水引の種類を覚えておけば、いざという時に迷わずに準備できますからね。

本物の水引が用意できなくてもイラストで描かれているものでも大丈夫です。

また、用意する時間がない方は、普通の白い封筒でもOKです。

 

神様に子供の成長を感謝する行事ですから、礼儀として白い袋に包んで渡しましょう。

 

受け取る側も現金のままより包まれて渡されたほうが気持ち的にいいと思います。

 

のし袋を購入する際に、注意点があります。

 

  • のし袋の金額が高い

きちんとしたのし袋は高く、100均やコンビニでは手に入りません。

高額なのし袋は、文具店・百貨店など専門店でしか売られていません。

コンビニや100均で売られている物は、水引が印刷されている物がほとんどです。

 

  • のし袋の中身が二重になっている

のし袋を開くと中袋があり、表側と中袋に記入が必要になり面倒です。

また、中袋がある事で受け取る側が、開けるのに手間取る事にもなります。

渡される側からしたら、開封しやすい袋にしてほしいのが本音ですね。

 

七五三の時期は多くの家族連れが来るので忙しいです。

忙しい中で開封しづらいのし袋は、時間のロスになりますからね。

 

大きな神社では、初穂料専用の受付があり現金で支払う所もありますが、

多くの神社はのし袋で収めます。

なので、高額なのし袋でなく印刷されているもので十分です。

印刷されているのし袋は、15枚入りの物が100均で手に入りますよ。

10~15枚入りのが売られているので、書き間違えしても書き直しができるのでおススメです。

 

白い封筒に入れる場合、郵便番号の欄がある封筒は駄目です。

何も印刷されていない白い封筒を用意してください。

 

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七五三ののし袋の表書きや中袋の書き方は?

のし袋の表書きは以下の通りです。

  • 蝶結びの水引の上に初穂料/御初穂料と縦書きする
  • 水引の下に、ご祈祷を受ける子供の名前をフルネームで縦書きする

 

七五三を神社でなく、寺で行う場合はお布施/ご祈祷料と書きましょう。

子供の名前、中袋の書き方は、神社と同じでいいです。

兄弟でご祈祷を受ける場合は、兄弟分ののし袋を用意する必要はありません。

水引の下に、上の子はフルネームで、左側に並んで下の子は名前だけ書きましょう。

 

中袋の場合

お札を入れる中袋は、表と裏に書く内容が異なります。表は金額、裏は住所・氏名を書きます。

表は、5千円の場合「金 伍仟円」、1万円の場合は「金 壱萬円」と大字で書きましょう。

もし、書きにくい場合は、漢数字で「五千円」「一万円」で書いても大丈夫です。

裏には、郵便番号・住所・子供の名前(フルネーム)を書きます。

100均やコンビニで売られている市販ののし袋には裏面に住所・氏名を書く欄が印刷されています。

 

のし袋に記入する際は、筆か筆ペンで書きましょう。

中袋の裏面に住所などを書くときは、文字数が多いので細い筆ペンがおススメです。

のし袋がなくても白い封筒にのし袋に記入する項目を同じように書けば問題ないです。

 

のし袋はのりで封をしなくていいです。

受け取った時に中身を確認する場合があるので、封を開けたまま渡しましょう。

 

まとめ

七五三ののし袋について紹介しました。のし袋必須ではないですが、

神様に感謝をする行事でもありますからそこは、きちんとすべきですね。

子供の成長を祝う行事なのに、現金でのやり取りで台無しにしている感じがします。

 

七五三が初めての方は、のし袋を事前に用意することをおススメします。

 

「お金包んで書くだけでしょ」と簡単に思っている方がいるかもしれません。

しかし、のし袋で大変なのがのし袋への記入です。

筆か筆ペンで書くので、ペンで書くのに慣れていない人は大変です。

一回で綺麗に書ける人はいないので、練習する必要があります。

 

神社に奉納しますから、綺麗に書いたものを渡したいですよね?

 

そのためにも、七五三までに練習し綺麗な字で書かれているのし袋を奉納しましょう。

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