チャイルドシートの義務化はいつから始まった?必要性を解説

日常系
スポンサードリンク

チャイルドシートは車で走行時、

万が一の際、子供を守るためにあるのは

みなさん知っていることですよね!

この法律はいつから始まったのでしょうか。

そしてその必要性や、罰金は?

 

今回はこちらについてご紹介していきます!

チャイルドシートの義務化は2000年から!そのきっかけとは

チャイルドシートの義務化が始まったのは

2000年(平成12年)の4月1日から始まりました。

6才未満の子供には車で走行時に着用する義務が定められています。

 

この規則が定められたきっかけは

他国の影響が大きくあると言えます。

 

1978年にオーストラリアでチャイルドシートの義務化が定められ、

それをきっかけに全国に広く広まり、

1980年にはほぼすべての国々でチャイルドシートは

義務化されていきました。

 

このことから日本にもチャイルドシートの義務化が

定められるきっかけになったとも言えますが、

日本でチャイルドシートが義務化されたのは

2000年。

 

約20年もの間が空いて

やっと日本はチャイルドシートの義務化が

始まったといえますよね。

 

なので、他国に比べるとかなり遅くに始まった法律です。

 

平成8年の段階では、

日本では6才未満の死傷者数は、

なんと歩行者よりも車内で同乗している時の方が

多いというデータが出ていました。

 

嫌がる子供が多いことから

付けずにいた方が多かったのでしょうか。

一時、わけもわからず嫌がる子供と

一度の事故で一生を失う可能性がある状態の子供、

ほんとうに可哀想なのはどちらなのでしょう。

 

答えはそう難しくないと思います。

 

実際に国道の走行などでは50kmほどで走行することが

多いと思いますが、この50kmを出した状態で、

コンクリートに衝突してしまったとします。

その時の衝撃は5階建てのビルから飛び降りた際の

衝撃と同じ衝撃といいます。

 

考えると恐ろしいですが、

安全で快適な車内と思いがちな車は、

誤れば、いわば凶器になりえます。

 

この怖さを十分に踏まえて、

チャイルドシートは義務だ、安全を守るために必要だ

そのように全員が考えられるように

なっていけばよいなと思っています。

スポンサードリンク

チャイルドシートが必要な年齢はいつまで?

チャイルドシートが必要な年齢についてですが、

対象年齢は6才未満。

つまりは5歳までが着用していないといけない

という規則があります。

 

ただし、車についているシートベルトは

140cm以上が安全に装着できる身長とされているため

6歳以上でそれ未満であったり、

シートベルトを正しく付けられない状態であれば

6歳以上であってもチャイルドシート(ジュニアシート)を使用する義務が

親にはあるといえます。

 

この対象身長は首(顔)の高さが関係しており、

万が一の事故の際、140cm未満の方がシートベルトを着用していると

顔や首にかかってしまい、大けがに繋がりかねません。

 

このことから、身長を目安に

シートベルトに変えるかどうかを決めてください。

 

ちなみにこれは規則なので、

6才未満の子供を、チャイルドシートに乗せずに

走行していた場合、道路交通法違反として

1点の減点が下されます。

 

また、チャイルドシートも体にあっていないものを選ぶと

事故などの衝撃で、逆にけがをしてしまう恐れがあります。

 

そのため、チャイルドシートには種類があるので

体重、身長にあったものを選び、

成長とともに付け替える必要があるのです。

 

乳児用として主に1歳未満が対象となる

ベビーシート、

幼児用の主に4歳までが対象となる

チャイルドシート、

児童用の主に10歳までが対象となる

ジュニアシートがあります。

 

選ぶ際のポイントですが、

チャイルドシートの場合、「Eマーク」という

国土交通省の安全基準をクリアした証が

あるものとないものがあります。

 

ないものに関しては基準を満たしていない可能性があるので、

Eマークの有無をチェックして

ついているものを選ぶようにしましょう。

まとめ

今回はチャイルドシートの義務化が始まったきっかけと

チャイルドシートの必要性について

ご紹介していきました。

 

2000年より始まったチャイルドシートですが、

日本は他国に比べ遅いスタートとなっていました。

 

義務化された現在であっても、

未だにちょっとそこまでだからという軽い気持ちや、

抱っこしてるから大丈夫という方などもおられますが、

チャイルドシートなしでの運転は

本当に危険なものだといえますし、

なによりも規則違反です。

 

子供の命のためになくてはならないものなので、

少しでも違反者が減ってくれるよう願っています。

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました