リサイクルマークにはたくさん種類があります。
数字や記号がたくさんあっておぼえられない!
そんなときには、マークの意味を知っておぼえていきましょう!
その前に、リサイクル製品ってなにか知っていますか?
ジュースを買ってのみほしたペットボトル。
このときは、ただのゴミだけど…
これをまた使って新しいピカピカなものを作ったものが
リサイクル製品といいます。
リサイクルマークは、こういった製品につけられるマークです。
リサイクルマークの矢印ってどんな意味?だれが・いつ決めたの?
では、さっそくリサイクル製品について説明!
グリーンマークとよばれるミドリ色の木が書かれたマークには
古い紙とかいて「こし」と読む、紙をリサイクルの原料として
使ったものにつけられるマーク。
100%捨てられた紙からできたわけではないけれど、
さだめられた一定の基準をクリアした地球にやさしい製品。
古紙再生促進センター(こしさいせいそくしんセンター)
の方々がきめています。
1981年の5月にこのマークがつくられました。
矢印で「R」という文字と、100などといった数字でできた
リサイクルマークは「再生紙使用マーク」という
名前がついています。
Rのあとに続く数字には、古紙パルプが何パーセント使われているか
ということがあらわされているので、製品によってちがいます。
これも古紙を原料にして作られた製品であることをしめしています。
3R活動推進(スリーアールかつどうすいしん)フォーラムという団体が
さだめた基準にしたがって付けられます。
1995年7月にこのマークがつくられました。
「牛乳パック再利用」とRの文字がかかれたマークは、
その名前のとおり、牛乳パックなどの紙パックを
リサイクルした商品であることをあらわします。
牛乳パック、と書いてあるけれど牛乳パックだけではなくて
オレンジジュースなどの紙パックもつかわれています。
牛乳パック再利用マーク促進協議会
(ぎゅうにゅうパックさいりようマークそくしんきょうぎかい)
という方たちが承認しないとこのマークはつけられません。
1992年にできた決まりです。
マークによく使われる「R」の文字は、
リサイクルを英語にするとrecycleと書くため
この最初の頭文字をとって「R」の文字が
たくさんつかわれているんですよ!
だんだんわかってきたかな?
マークにはすべて意味があるんですね!
ペットボトルのリサイクル記号の中にある数字はなぁに?1の意味は?
三角の矢印の中に「1」という数字と、
下には「PET」と書かれた識別表示(しきべつひょうじ)マーク
についてのお話。
プラスチックの中でも、ペットボトルに分類されるものに
つけられるマークです。
お酒や、しょうゆ、ジュースなどにつけられているのを
よく見かけますね!
1993年の6月にさだめられたマークで、
リサイクルするときなどに
プラスチックとペットボトルを区別するために
できたマークです。
ペットボトル製品以外のプラスチック製品には
カタカナで書かれた「プラ」という文字が四角の矢印にかこまれた
マークが付けられています。
ペットボトルにつけられるPETマークには
「1」という数字がつけられていますが、
この数字の意味は…?
これは、米国(べいこく)にあるSPIという組織がきめたもので、
プラスチックの製品は7つの種類にわけられるとし、
番号をつけました。
その中の1つめ「1」番がペットボトルなので
わかりやすく「1」という数字が入っています!
他にあるプラスチックのものといえば、
ビニール袋につかわれている「ビニール」もプラスチック。
生活のなかには、プラスチックを使った製品がたくさん!
調べてみるとおもしろいですね!
まとめ
今回は地球にやさしいリサイクルのマークについて
解説しました。
小学生でもわかる!がテーマなので、
定められた解説とは異なりますが、
かみくだいて説明してみるとこんな感じです。
大人でもわかりやすい解説になったかと思います!
勉強をがんばっている小学生のみんなは、
リサイクルについて勉強したら、
大人といっしょにリサイクルに協力しよう!
みんなでやれば、地球はもっときれいになるし
こわれていくのを止められる!
地球にすんでいるから、みんなで地球を守っていこう!
コメント